犬の睡眠時間はどのくらい?年齢別の目安と寝すぎ・寝ないときのチェックポイント

犬の睡眠時間はどのくらい?年齢別の目安と寝すぎ・寝ないときのチェックポイント

「うちの犬、寝ている時間が長いけれど大丈夫?」「最近、夜になってもなかなか寝てくれない」

愛犬の睡眠について、そんな疑問を感じたことはありませんか?

犬は人間よりも長い時間を睡眠や休息に使う動物です。また、必要な睡眠時間は年齢や運動量、生活環境などによっても変わります。

特にシニア期になると、若い頃より寝ている時間が増えたり、反対に夜中に目を覚ましたりすることもあります。

今回は、犬の睡眠時間の目安を年齢別に紹介するとともに、寝すぎ・寝ないときに考えられる原因や、愛犬が心地よく眠るための環境づくりについて解説します。

犬は1日にどのくらい寝る?

成犬の場合、一般的には1日の半分前後を睡眠や休息にあてることが多いとされています。

ただし、人間のように夜にまとめて長時間眠るとは限りません。

犬は夜の睡眠に加えて、日中にも何度か眠ったり横になって休んだりします。そのため、飼い主から見ると「一日中寝ているように見える」こともあります。

また、睡眠時間には個体差があり、犬種や年齢、その日の運動量、生活環境などによっても変わります。

大切なのは、睡眠時間の数字だけを見るのではなく、普段の愛犬と比べて大きな変化がないかを見ることです。

【年齢別】犬の睡眠時間の目安

犬に必要な睡眠や休息の時間は、成長段階によっても異なります。

子犬

成長期の子犬は、成犬よりも多くの睡眠を必要とします。

遊んだり走り回ったりしたと思ったら、突然ぐっすり眠ってしまうことも珍しくありません。

睡眠は、体だけでなく脳の発達にとっても大切な時間です。

かわいくてつい構いたくなってしまいますが、眠っているときは無理に起こさず、静かに休ませてあげましょう。

成犬

成犬になると子犬の頃より活動と休息のリズムが安定してきます。

散歩や遊びをしたあとは休み、飼い主が外出している時間には昼寝をするなど、それぞれの生活に合わせた睡眠リズムができていきます。

適度な運動と十分な休息のバランスを整えることが大切です。

シニア犬

年齢を重ねると活動量が低下し、若い頃より寝ている時間が長くなる犬もいます。

一方で、夜中に何度も目を覚ます、夜に落ち着かない、昼夜が逆転するといった睡眠リズムの変化が見られることもあります。

「年を取ったから仕方ない」と決めつけず、いつ頃から変化したのか、ほかに気になる症状がないかも確認してあげましょう。

犬が寝すぎているように見えるのはなぜ?

愛犬が長時間寝ていると、心配になることもあるかもしれません。

しかし、よく眠っていても、起きている時間に元気があり、食欲や散歩の様子も普段と変わらないのであれば、その犬にとって自然な睡眠リズムである場合もあります。

また、たくさん運動した日や外出した日などは、いつもより長く休むこともあります。

一方で、

  • 急に寝ている時間が増えた
  • 呼びかけへの反応がいつもより鈍い
  • 散歩に行きたがらなくなった
  • 食欲が落ちている
  • 起き上がるのを嫌がる
  • 元気がない

など、睡眠以外にも変化が見られる場合は注意が必要です。

体の痛みや体調不良などによって活動量が落ちている可能性もあるため、気になる状態が続く場合には動物病院に相談しましょう。

犬がなかなか寝ない・夜中に起きる原因は?

反対に、「夜になっても落ち着かない」「何度も起きてしまう」というケースもあります。

運動不足

日中の運動や刺激が少ないと、夜になってもエネルギーが余り、なかなか寝つけないことがあります。

犬種や年齢、体調に合わせて散歩や遊びを取り入れ、適度に体を動かす時間を作りましょう。

寝床や室内環境が合っていない

暑すぎる、寒すぎる、明るい、周囲の音が気になるなど、寝床の環境が睡眠を妨げている場合もあります。

特に季節の変わり目は昼夜の気温差が大きくなるため、寝る場所の室温や寝具を見直してみましょう。

不安やストレス

引っ越しや留守番時間の変化、家族構成の変化、雷や工事などの大きな音によって、犬が落ち着かなくなることがあります。

犬が安心して過ごせる場所を用意し、できるだけ生活リズムを一定に保つことも大切です。

体に違和感や痛みがある

関節や皮膚などに違和感があると、楽な姿勢を見つけられず、何度も寝返りを打ったり起き上がったりすることがあります。

特にシニア犬では、寝る前にウロウロする、横になってもすぐ立ち上がるといった変化にも気を配りましょう。

加齢による生活リズムの変化

シニア犬では加齢に伴って睡眠リズムが変化することがあります。

昼間に長時間眠ることで夜に眠れなくなったり、夜中に歩き回ったりする場合もあります。

夜鳴きや徘徊などが見られる場合には、認知機能の変化などが関係している可能性もあるため、早めに獣医師へ相談することをおすすめします。

愛犬が心地よく眠るためにできること

睡眠は、犬が毎日を健やかに過ごすために欠かせない時間です。

まずは、安心して休める場所を作ることから始めてみましょう。

人の出入りが激しい場所やテレビの近くを避け、静かで落ち着けるスペースにベッドを用意します。

また、

  • 年齢や体調に合わせて適度に散歩する
  • 日中に遊びやコミュニケーションの時間を作る
  • 食事や散歩、就寝時間などの生活リズムを整える
  • 室温や湿度を快適に保つ
  • 寝る前は興奮させすぎない

といった日々の習慣も大切です。

シニア犬の場合は、体への負担が少ないベッドを選んだり、夜間でも水やトイレに移動しやすい環境を整えたりすることも考えてあげましょう。

シニア犬の睡眠と毎日のケア

シニア期になると、睡眠だけでなく、散歩のペースや食欲、関節の状態などにも少しずつ変化が現れることがあります。

大切なのは、年齢だけで判断するのではなく、**「以前と比べてどう変わったか」**に目を向けることです。

シニア期に見られる夜中の徘徊や夜鳴きなど、落ち着かない様子が気になるときには、CBDを日々のケアに取り入れることで、穏やかに過ごすためのサポートにつながることがあります。

CBDは医薬品ではありません。睡眠障害や病気を治療するものではなく、あくまで日々の健康維持や穏やかな生活をサポートするためのケアアイテムとして、愛犬の生活環境や食事、運動などとあわせて考えることが大切です。

こんな変化があったら動物病院へ

睡眠時間には個体差があるため、「○時間以上寝たら異常」と単純に判断することはできません。

ただし、

  • 急に睡眠時間が長くなった・短くなった
  • 夜中に何度も起きるようになった
  • 夜鳴きや徘徊が続いている
  • 呼吸が苦しそうで眠れない
  • 痛そうな様子がある
  • 食欲や元気も低下している
  • 以前とは明らかに行動が変わった

といった変化が見られる場合には、獣医師に相談しましょう。

睡眠の変化は、体調や生活環境の変化に気づくきっかけになることがあります。

まとめ|睡眠時間だけでなく「いつもとの違い」を見てあげよう

犬は人間よりも長い時間を睡眠や休息に使います。また、必要な睡眠時間や眠り方は、子犬・成犬・シニア犬と年齢によっても変化します。

「たくさん寝ているから心配」「夜なかなか寝ない」というときも、睡眠時間だけで判断するのではなく、食欲や元気、散歩、行動など普段の様子とあわせて確認することが大切です。

毎日の睡眠は、愛犬の小さな変化に気づくための大切な健康チェックのひとつ。

心地よく休める環境を整えながら、その子らしい健やかな毎日を見守ってあげましょう。

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